2018/10/10 10:28

"About shoelast of EARLE/Reight"


靴は作る際の専用の機械や製法、根本となる革などの材料や道具など、様々な要素や工程が積み重なって一足の靴となるので、

不定期でこういったブログのような形式で、EARLEの靴についてや、革のこと、他の靴にも役立つケアの方法などを書いていきたいと思います。

是非最後まで読んで頂けると幸いです。


第一回目はスニーカーラインのEARLE/Reightについて。


写真は3日に1回ぐらいのペースでおおよそ一ヶ月着用したホールカットスニーカーです。

様々なスポーツスニーカーと異なる点はありますが、一番の違いは木型の作りです。

革靴の木型とスポーツスニーカーの木型は形が全く異なり、革靴は人の足にかなり近い形をしていますが、スポーツスニーカーの木型は

様々なデザインや万人に合わせるために革靴に比べると、ぼってりしたパンのような形をしています。

このブランドの木型は革靴とスニーカーの木型の比率でいうと、

7:3ぐらいのイメージで作製をし、革靴のように若干の捨て寸(つま先部分のあまり)、

木型のくびれやトゥのエッジを持たせています。

それにより通常のスニーカーよりエレガントな見え方となり、セットアップなどのドレスよりのスタイルにも合わせることが可能な

綺麗なシルエットを構築したのが、このスニーカーの一番の特徴となります。